こんにちは、美容促進委員会です。
梅雨の季節がやってくると、髪の毛がうねったり、服が肌にまとわりついたりと、何かと不快に感じることが増えてきますよね。そして、そんな中でも「肌のベタつき」と「乾燥」が同時に起こるという不思議な現象に、戸惑っている方も多いのではないでしょうか?
実は梅雨の肌トラブルには、**湿度の高さとエアコンによる乾燥の“ダブルパンチ”**が関係しています。そして、それを乗り切るためのキーワードが、「W保湿(ダブル保湿)」なのです!
この記事では、ジメジメした梅雨の時期でも美肌をキープするためのスキンケアの工夫と、ベタつきや乾燥を防ぐW保湿術について、たっぷりとご紹介していきます。
梅雨の肌はなぜトラブルが起きやすいの?
1. 湿度が高いのに「乾燥する」!?
梅雨の時期は湿度が70〜90%と非常に高く、「肌が乾燥なんてするわけない」と思いがち。でも実際は、**肌の内側が乾いてしまう「インナードライ」**が起きやすいのがこの季節の特徴なんです。
特にエアコンが効いた室内では、空気が乾燥していて肌の水分がどんどん奪われます。加えて、肌表面は汗や皮脂でベタベタしているため、「保湿は不要」と思ってケアをサボってしまうと、肌内部の水分不足が進行。結果として、肌のバリア機能が低下し、毛穴開き・ニキビ・くすみなどのトラブルを招いてしまうのです。
2. 皮脂過剰は肌のSOSサイン
湿度が高いと皮脂の分泌も活発になります。特にTゾーン(額や鼻まわり)はテカリやすく、メイクが崩れてしまうという悩みも尽きませんよね。
しかしこの皮脂、実は「肌が乾燥している!」というSOSサインの可能性もあります。乾燥した肌は「潤いが足りない」と判断して、自らを守ろうと皮脂を過剰に分泌する傾向にあるのです。
W保湿ってなに?基本の考え方をチェック!
「W保湿」とは、その名の通り2段階で保湿するスキンケアのテクニック。
湿気の多い梅雨だからこそ、軽やかな使い心地で、しっかり潤うアイテムを使い分けることが大切です。
ステップ1:水分補給(化粧水)
肌にまず必要なのは「水分」です。洗顔後すぐに保湿力の高い化粧水で水分を補給しましょう。おすすめは以下のようなタイプ:
- ヒアルロン酸やセラミド配合
- 浸透力が高く、サラッとした使い心地
- アルコールフリーで低刺激
この段階でしっかりと肌に水分を与えることで、後の保湿ステップの効果も高まります。
ステップ2:水分キープ(乳液・クリーム・美容液)
化粧水で与えた水分は、そのままではすぐに蒸発してしまいます。そこで登場するのが、油分を含むアイテムでの保湿。
「ベタつくのがイヤ!」という方も、軽めの乳液やジェルタイプの保湿剤を選べば快適に使えます。
おすすめアイテム例:
- 乳液:みずみずしく伸びがよい軽量タイプ
- ジェル:ひんやり感があり、夏場にもぴったり
- 美容液:水分と油分のバランスがよく、肌の奥まで届く処方のもの
梅雨時期のスキンケアルーティン実践編
ここでは、朝と夜のW保湿ケアの実践的なステップをご紹介します。
【朝のスキンケア】
1. 洗顔(余分な皮脂をやさしくオフ)
2. 化粧水(軽めで浸透力の高いタイプをたっぷり)
3. 美容液(保湿成分+肌を引き締める効果のあるもの)
4. 乳液 or ジェル(薄く伸ばしてベタつかない程度に)
5. UVケア(下地+日焼け止めで紫外線対策)
【夜のスキンケア】
1. クレンジング(メイクや皮脂汚れをオフ)
2. 洗顔(ぬるま湯で優しく洗う)
3. 化粧水(重ね付けでしっかり保水)
4. 美容液(保湿+肌悩みにアプローチ)
5. クリーム(寝ている間の乾燥対策に)
夜は比較的リッチなテクスチャーのクリームでもOK。エアコンで乾燥しがちな寝室では、ナイトクリームやスリーピングマスクなども取り入れると◎です。
W保湿+αのおすすめケア習慣
W保湿を習慣化することで肌の潤いバランスは整っていきますが、さらに以下の習慣をプラスすると、梅雨の肌トラブルに強くなります。
1. 「ふき取り化粧水」で皮脂&汚れをオフ
朝の洗顔をサボりがちな方は、ふき取り化粧水を使うのもおすすめ。肌に残った皮脂や汗、古い角質をやさしくオフしてからW保湿を行うことで、化粧水や美容液の浸透力もアップします。
2. 「ミスト化粧水」で日中の乾燥対策
室内のエアコンで乾燥を感じたときには、ミストタイプの化粧水で手軽に水分補給を。冷房の効いた職場や電車の中など、肌がつっぱる感じがしたらすぐにシュッとひと吹きするのがおすすめです。
3. 「ビタミンC誘導体」で毛穴レス肌に
ベタつきがちな梅雨は、毛穴が開きやすくなります。そこで取り入れたいのが、ビタミンC誘導体配合の美容液や化粧水。皮脂抑制・毛穴引き締め・美白効果も期待できる万能成分です。
インナーケアも大切!肌にいい食事でW保湿をサポート
肌の水分量やバリア機能は、外側からのスキンケアだけでなく、内側からの栄養補給も影響します。梅雨時期に意識したい食材はこちら。
■ 良質な水分
水や白湯をこまめにとることは基本。コーヒーやお茶は利尿作用があるため、飲み過ぎには注意です。
■ ビタミン類
- ビタミンA(にんじん・ほうれん草):肌の再生を助ける
- ビタミンC(キウイ・赤ピーマン):コラーゲン生成、美白効果
- ビタミンE(アボカド・ナッツ):抗酸化作用で肌を守る
■ タンパク質
肌の原料となるたんぱく質は、毎食意識的に摂取を。卵・大豆製品・鶏むね肉などはヘルシーで美肌効果も抜群です。
まとめ|梅雨こそ「軽やか&しっかり」のW保湿を!
ジメジメと不快に感じる梅雨の時期。肌はベタついているようで、実は乾燥している「インナードライ状態」かもしれません。
そんな時こそ、「W保湿」で肌の水分と油分をバランスよく補うケアが必要不可欠です。
軽やかなアイテムを使いながら、保湿の質を上げる工夫をすることで、梅雨の間もゆらぎ知らずのツヤ肌をキープできますよ!
毎日のスキンケアとちょっとした生活習慣を見直して、季節に負けない美肌を育てていきましょう♪